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> ちょっと真面目な話 ~セラピードッグ~
今朝のNHKのテレビ番組でセラピードッグについて特集していました。

セラピードッグという言葉をよく耳にするようになりましたが、具体的にどのような感じなのかなと思わず見入ってしまったのですが、改めて犬と人との関係を見直した思いです。







セラピードッグ・・・認知症や体の不自由なお年寄り、
病気の方のリハビリの手助けをする犬


番組には 国際セラピードッグ協会代表であり、ブルースシンガーの大木トオルさんが出演していて、実際に医療や福祉の現場で活躍している犬の歩行のデモンストレーションを交えながら具体的に紹介していました。

すごいと思ったのは、何も特別優秀な犬がセラピードッグとして選ばれているのではなく、ごく普通の、しかも捨てられた犬たちが第二の犬生として訓練され私たち人間の役に立っていることです。

出演していた1頭のチロリという犬は12年前に殺傷処分寸前に大木さんに引き取られ、セラピードッグとして訓練された、なかなかリーダーシップのある犬で「名犬チロリ」という本にもなっています。

年間約40万頭もの犬・猫が全国の動物保護センターで殺傷処分されている事実は聞いてはいましたが、大木さんが自ら千葉県のセンターで今後訓練犬として育てる犬を選びに行く映像には、思わず涙がこぼれました。
この後待ち受けている運命を知る由もない犬たちが、大木さんにすがるように群がります。何かしら危険を察知しているのかも知れません・・・。
なかには、首輪をつけたままの犬もいます。
そこで大木さんは辛い選択をして3頭を救い出しました。

九死に一生を得た犬たちは、約1年の訓練を受けるそうです。
虐待を受けていた犬などは、大勢の人間や群れた犬たちが苦手な子もいるようで、訓練は初めは単独で行いながら徐々に集団へと慣らさせていきます。

訓練で大切なことは、褒めて育てる個性を生かすこと。
またご褒美にはおやつは使わないそうです。
まさに信頼関係だけで成り立っているのですね。

セラピードッグになるには、アイコンタクト突然の出来事にも冷静忍耐強いことが、要求されるので、犬もさることながらそんな優れた犬を育てる訓練側の忍耐力はもっと必要ということでしょう。

こうして厳しい訓練を受けて一人前になった犬たちが今、いろいろな医療や福祉の現場で役に立っています。
一度は人間からいじめられ体罰も受けていたような犬が、再び人との信頼関係を築き上げ、あの無言で優しい眼差しだけで心傷ついた私たちを癒し、あるいは手足となって助けてくれるのです。
やはり、犬は人類の最も古い友であるとことに間違いないのですね。



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動物保護センターに捕らえたれた70%の犬たちの運命は
"どうぶつたちのレクイエム"

また、これからワンコ飼いたいと思っている方には
"犬を飼うってステキです-か?"


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by piaje03 | 2005-07-08 11:43 | DOG

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