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天空の草原のナンサ
「天空の草原のナンサ」 、なんとも心が洗われる素晴らしい作品でした。 新年を迎えて、第1作目を飾るにふさわしい映画といえるかな。 ストーリーはあるにはあるのですが、どちらかと言うとドキュメンタリーに近く、モンゴルに住む遊牧民の、一家の生活が淡々と描かれていきます。 ナンサという一人の少女がある一匹の子犬と出会う・・・ モンゴルの大自然と古い伝説とが絡み合い、忘れかけていた精神性、優しい心を思い出します。 まるでモンゴルの果てしない大空の下、今や少数派となっている遊牧民族の伝統文化の旅に出かけていったような気がしました。 少女ナンサはもちろん、その弟たち(最初は髪型のせいで女の子だと思ってた)のなんと愛らしいこと。 父、母、こどもたち、それぞれの触れあいが当たり前なのに胸を打つ。 そんな映画でした。 黒いぶちの子犬ツォーホルは、本年度カンヌ映画祭でパルムドッグ賞(パルムドール賞をもじっている)を受賞したそうです。 ランキング参加中。今日は何位?
by piaje03
| 2006-01-18 23:03
| CINEMA&DRAMA
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